自殺した場合に保険金は?

最近は保険についての知識もよく知られるようになってきました。その中で自殺と保険金の支払いということがよく言われます。保険契約をして1 年経てば自殺した場合でも保険金が支払われるという原則です。これは、保険金を入手するために契約をして自殺をするような人を防ぐために設けられた制度です。

ただし、契約後1 年たてば自殺でも死亡保険金を支払うというものでした。1年あれば、保険金をもらうために大切な命を自ら絶つことの馬鹿らしさに気づくだろうから、保険金をもらうことと自殺とは因果関係がほとんどなくなるだろうという考えからです。

しかし、最近自殺する人が増えてきて、保険会社の中にはこの規定を伸ばすところが多く出てきました。つまり契約後1 年以降は支払うというものを2年以降にするといった具合です。

借金などでお金を得るために自殺をするくらいなら、自己破産宣告をしてゼロからやり直す方が賢明です。自己破産して免責が裁判所によって認められれば、それまでの借金はゼロになりますし、そのあと働いて得た収入はすべて自分のものになります。もちろん、迷惑を掛けた人には、働いて得たお金のうちからできる範囲内で返していけばいいことです。

1年未満に辞める人も50%前後と報告されています。日々変わる保険商品をこんなに出入りの激しい環境できちんと勉強できているのかどうかは甚だ疑問です。さて、「告知義務違反」がなかったのかを調査するのは保険契約後2 年以内のことが多いといいましたが、なぜ3 年でも5 年でもなく2 年なのでしょうか。それは「告知義務違反」にも時効があるからです。それは、原則として2 年とされているのです。

ただし、2年を過ぎても保険会社が保険金支払いを拒否することはできます。例えば、保険に入るときに健康診断が必要な診査扱いで加入するような場合に、自分の健康状態を隠すために友人や家族などに替え玉で診察を受けてもらうような場合は、「告知義務違反」ではなく「保険金詐欺」とみなされるからです。このようなことが後でわかると、保険会社はいつでも保険契約の解除をすることができるのです。

また、「告知義務違反」をして1年6ヶ月で治療あるいは入院という事態になりました。2年以内なので告知義務違反の時効が来ていないから、半年間は黙っていて2 年過ぎてから保険金を請求しよう… これも駄目です。

2年以内に保険金請求の事態になったときは時効が伸びると判断されるからです。告知に関してはひとつ知っておきたいことがあります。それは、過去に入院したといっても、最後に入院してから5 年以上経っていて、その間に入院したときの病気に関しての診察や治療を受けていなければ、告知対象になりません。

また、5年以内であっても医師から、病気は完全に治ったと証明書がもらえたり、交通事故のように偶然の事故であれば保険会社は契約することもあるようです。ただし、病気によっては5年経っていても告知義務のあるものもあるようです。最近は「はいれます」といった病歴のある人でも入れる保険が売り出されているほか、通常の生命保険でも

① 一定期間については保険金を減らされる、
② 割り増し保険料を支払う、
③ 一部の病気では保険金は支払われない( 部位不担保)

という方法で加入できる場合もあります。きちんとした契約をすることが一番です。

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